2013年10月17日に日本語版Windows 8.1がRTM(正式製品)となりました。
Windows 8.1では多くの機能が追加・変更されています。
Windows 8系のHyper-Vも機能強化されています。
Windows 8.1のHyper-Vの大きな機能強化点は以下の通りです。
> diskpart DISKPART> select vdisk file="C:\Users\Public\Documents\Hyper-V\Virtual hard disks\xxxxxxxxs.vhdx" DISKPART> detail vdisk [仮想ディスクサイズの拡張例] DISKPART> expand vdisk maximum=163840 ※ (1024x160=163840MB=160GB) DISKPART> detail vdisk [ボリュームの拡張例] DISKPART> attach vdisk DISKPART> list vol DISKPART> select volume n ※nはlist volで示されたボリューム番号 DISKPART> extend size=102400 ※追加された未割り当て領域のうち100GB分だけ既存のボリュームを拡張する DISKPART> detach vdisk DISKPART> exit |
(1)Windows 7の実機環境でDisk2vhdを実行してそのWindows 7がインストールされている物理HDDから仮想ディスクを作成します。 (2)Windows 7の仮想ディスクをHyper-Vホスト(Windows 8/8.1のHyper-V実行マシン)側に持っていきます。 (3)Hyper-VでWindows 7用仮想マシンを定義します(仮想ディスクはDisk2vhdで作成した仮想ディスクファイルを指定します)。 (4)Hyper-VでWindows 7用仮想マシンを起動します。 (5)Hyper-VでWindows 7用仮想マシンを起動して「お使いのPCは修復する必要があります。...エラーコード:0xc000000e」エラーとなった場合には、 Windows 7のインストールDVDからブートして[コンピュータを修復する]操作を行います。 (6)Hyper-VでWindows 7用仮想マシンを起動し、仮想マシン接続の[操作]-[統合サービスセットアップディスクの挿入]を選択して Windows 7にHyper-V統合サービスをインストールして仮想マシンを再起動します。 (7)Hyper-V上のWindows 7の中でWindows XP Modeを起動します。 (8)このWindows XP Modeの起動で「統合機能を有効にしています」という表示がされますが統合機能の一部は使用不可となるようです。 しかしネットワーク機能は問題なく使用できます。 (9)Windows 7実環境を丸ごとP2V化してHyper-V仮想マシンとして実行させた場合はその中のWindows XP ModeのWindows XPはライセンス認証された状態のままです。 ※Windows XP ModeのWindows XPのプラットフォームはP2V化されてもWindows Virtual PCという仮想ハードウェアレイヤが維持されるためライセンスの再認証は求められません。 (10)P2V化されたWindows 7についてはP2V化によってハードウェアやハードウェアドライバの多くの変更が検出されるためライセンスの再認証が必要となります。 |