VMware Workstation for WindowsでのIDE仮想ディスクへのRed Hat Linux 7.3の導入

VMware Workstation for Windows Ver 3.2のIDE仮想ディスクにRed Hat Linux 7.3を組み込む手順を紹介します。
尚、ホストOSはWindows XP Professionalです。


1.マシン環境

尚、Red Hat 7.3のインストール先はホストPCの内蔵HDD(IDE)内の仮想ディスクとし、その仮想ディスクはIDEタイプのものとします。


2.仮想マシンの定義

まずゲストOS(ここではRed Hat Linux 7.3)を組み込んで動作させる仮想マシンの設定(定義)方法を紹介します。

上記のウィザードでは仮想ディスクがIDEディスクではなくSCSIディスクとして自動構成されます。
これは仮想マシン名一覧から上記で定義した仮想マシン名を選択することでVMwareの画面に表示される構成情報で確認することができます。




仮想ディスクはSCSIディスクとして構成されてもLinuxを組み込んで使用することはできますが、ここでは仮想ディスクをIDEタイプのディスクに構成し直す手順を紹介します。



3.ゲストOSのインストール

Red Hat 7.3を上記で定義した仮想マシンにインストールする手順は以下の通りです。
尚、Red Hat 7.3をネーティブインストールする場合と同じ部分の説明は基本的に省略してあります。
またサウンドデバイスについてはRed Hat 7.3のインストール後に追加設定して使えるようにすることにします。



4.ゲストOSのブートと「VMware Tools」の組み込み

仮想マシン名を選択し<パワーオン>ボタンを押してLinuxをブートします。

  • テキストログイン画面
    ブート処理後GUIログイン画面の表示に失敗し、テキストログイン画面になります。
    rootでログインします。

  • 「VMware Tools」の組み込み
    VMware ToolsをインストールするとVMware SVGAサーバが組み込まれるだけではなくWindowsとLinux間でのコピー&ペーストやゲストOSからホストOSへの操作のマウス切り替えがスムーズに行えるメリットがあります。



    5.仮想マシンへのサウンドデバイスの追加と設定手順



    6.ネットワークの利用

    ゲストOSにSambaの設定をすることでWindows側からゲストOSのファイルを操作できるようになります。