UnixWare 7の環境

SCOのSVR5ベースのPC-UNIXであるUnixWare 7(リリース7.1)の環境をちょっと見てみましょう。

(1)UnixWareのロゴ




(2)ログイン画面




(3)UnixWare 7のデスクトップ画面
Solaris7と同じCDE環境を利用しています。
使い勝手はSolaris7とあまり変わりません。
(デスクトップの背景色を黒っぽくしすぎました...)




ファイルマネジャ間でのファイルのドラッグ&ドロップアニメーションも楽しめます。


(4)Motif
ユーザインタフェースはMotifです。




(5)端末画面



インターネットに接続してnslookupコマンドを試してみました。




(6)UnixWareから本オープンギャラリーのサイトをNetscape Communicatorでアクセスしてみました。




(7)LinuxのOracle8アクセス
UnixWareからLinuxにリモートログインしてLinuxのOracle8をアクセスしてみました。




(8)MacOSのWebサーバ(Web共有)をアクセスしてみました。




(9)Windowsのftpサーバをアクセスしてみました。




(10)NIFTY Serveもアクセスしてみました。




(11)DOS形式FDのマウントコマンド
DOS形式のFDをUnixWareでマウントするコマンドは次のようになります。
mount -F dosfs /dev/fd0 /mnt/floppy
ちなみにSolarisの場合にはファイルタイプの指定は「-F pcfs」となりLinuxの場合には「-t msdos」となります。



(12)GIMPのインストール
UnixWareの付属CD-ROMにはgimp,kde,xpaint,xearth,xv等のアプリケーションがたくさん入っています。
これらのアプリケーションはパッケージ形式になっていてSCO管理のソフトウェア管理−アプリケーションインストールで簡単に導入できます。
下の画像はGIMPをインストールしたときの画面です。
画面キャプチャに関して言えばXwdキャプチャツールよりもGIMPの画面キャプチャ機能の方が使いやすいと思います。




(13)KDEの利用
UnixWareの付属CD-ROMに入っているkdeをインストールして使ってみました。
起動はkdestartで行います。
CDE上で動かすので既にウィンドウマネジャが動いていますからKDE用のウィンドウマネジャであるkwmは起動されません。
でもKDE付属のアプリケーションであるkfm,kview,kedit,kdmconfig等は問題なく動作します。
下の画像はKDEを使ったデスクトップ画面です。




(14)Netscape FastTrack Server(Webサーバ)の利用
UnixWare 7 にはNetscape FastTrack Serverが標準添付されています。
Netscape Server AdminでNetscape FastTrack Serverを起動したり環境設定したりします。

Netscape Server Adminの画面




Netscape FastTrack Serverのトップページ




(15)Apacheの利用
UnixWare 7 にはNetscape FastTrack Server が付属していますがApacheも導入してみました。
ApacheはUnixWareの付属CD-ROMにパッケージ化されて入っているのでインストールは簡単です。
でもデフォルトのポート番号が8080になっているのでとりあえず80に変更して起動してみました。




(16)日本語入力
UnixWare 7 ではSJXMが日本語入力メソッドとして機能し、Shift + 変換キーで日本語入力モードになります。
変換キーを連続して押していくと候補一覧が下記のようなダイアログで出てきます。




(17)ちょっと懐かしい画像
英語版Netscape Navigatorの懐かしい画像を紹介します。
これはUnixWare付属のNetscape Serverに含まれているclientjs.gif画像から切り取ってきたものです。
元の画像は/usr/ns-home/bin/httpd/admin/html/manual/javascript/clientjs.gifです。