DB2 ユニバーサル・データベース エンタープライズ・エディション for Linux 7.1
日本語版Red Hat Linux 7のパッケージには「IBM SoftWare for Linux2000」というCD-ROMが含まれています。
その「IBM SoftWare for Linux2000」CD-ROMの中には「DB2 ユニバーサル・データベース エンタープライズ・エディション for Linux 7.1」(期間限定の評価版)が収録されています。
このDB2をRed Hat Linux 7の環境で使用してみましたので簡単に紹介します。
(1)DB2の組み込み
- 「IBM SoftWare for Linux2000」というCD-ROMの中は次のようになっています。
- db2ディレクトリにあるdb2setupを起動してインストーラを起動します。
(ところどころ文字化けが発生していますがインスートルには支障ありません)
- インストールオプションはほとんどデフォルトのままでOKです。
但しDB2インスタンスの作成プロパティでは「サンプル・データベースの作成オプション」を指定しておきましょう。
- インストールが終了すると次のメッセージが表示されます。
(2)サンプル・データベースのアクセス
DB2のインストールが終了した時点でDB2サーバは既に起動された状態になっていますのですぐにデータベースアクセスができます。
端末画面から「db2」と打ち込むと「db2 =>」コマンド・プロンプトが出てきますのでDB2用のSQLを指定して実行します(下図参照)。
(3)コントロールセンタ
DB2にはコントロールセンタという管理ツールが付いています。
コントロールセンタではDBアクセスも行えます。
- コントロールセンタ起動時のスプラッシュ画面
- コントロールセンタの外観
設定がよくないためかウィンドウタイトルは正しく表示できませんでした。
- コマンドセンタでの対話式DBアクセス
コントロールセンタの[ツール]−[コマンドセンタ]でコマンドセンタ画面を表示します。
- コマンドセンタでのSQL指定
- SQLの実行
SQLを指定してCtrlキーを押しながらEnterキーを押すと実行結果が表示されます。