StarOffice5.0 評価版 for Linux

1999年の初めにLinux用のStarOffice5.0評価版を試行してみました。
StarOfficeというのは当時Star Division社という会社が扱っていたマルチプラットフォーム対応のオフィス製品でしたがその後はサンマイクロシステムズ社の製品になったようです。
StarOfficeの機能、操作性はMS-Officeによく似ている感じがします。
またStarOfficeが扱えるファイル形式としてはStarOffice独自の形式の他にMS-Office用形式(DOC/XLS)もサポートされています(読み・書き両方:但し一部制限あり)。

ここでは1999年の初めにStar Division社のサイトからダウンロードした評価版について紹介します。

1.機能一覧


2.デスクトップ

StarOfficeのデスクトップはタスクバー・タスクボタン・タスクトレイ等を含めてWindows環境とよく似ています。


3.StarWriter

StarWriterというワープロソフトをStarDesktopの中で最大表示してみました。




4.StarCalc

StarCalcという表計算ソフトを使ってみました。

尚、StarOfficeではStarBasic(ほぼBasic互換)・StarScript・JavaScriptという言語を利用できます。
シート内のボタンに記述したStarBasicの記述とその実行例を以下に紹介します。
(StarCalc内でStarBasic言語を利用してシート内の特定セルデータをメッセージボックスに表示するスクリプトのテスト例です)




5.StarBase

StarBaseでDBを作成してみました。
StarBaseにはフォームの作成機能もあります。
ここではStarCalcからStarBasic言語を利用してDBアクセスした内容をメッセージボックス表示した例を以下に示します。




6.StarMail



7.StarOffice5.2

2000年7月時点においてはサンのサイトからStarOffice5.2(Linux,Windows,Solaris版)がダウンロードできます。
但し、日本語対応のものはまだ無いようです。