REALbasicはREAL Software社のオブジェクト指向開発環境です。
Windowsの世界ではVisula C++, Visual Basic, xx.NET(VB.NET他)等の開発環境が数多く存在します。
しかしMac用の開発環境はそれほど多くはありません。
REALbasicはBasic言語をベースにしているため初心者でも簡単にアプリケーション開発を行うことができます。
REALbasicにはMac用の他にWindows版もあります。
Mac版のREALbasicでは一つのアプリケーションデザイン/ロジックでWindowsやLinux上で動作するアプリケーションをも同時に生成(ビルド)することができます。
但し、Windows/Linux固有の機能をもつアプリケーションについてはMac版REALbasicで実現することはできません。
ここではMac版のREALbasicを使用してWindowsやLinux上で動作するアプリケーションも同時にビルドして実行させる例を簡単に紹介します。
(1)アプリケーションの設計
画面上に様々なGUI部品(ボタン、チェックボック等)を配置したサンプルアプリケーションをデザインしてみました。
また<フォルダ選択>というボタンを押すとフォルダを選択するダイアログが出るようにしてみました。
フォルダ選択のダイアログを表示するREALbasicの関数は「SelectFolder」という関数です。
実寸画像はこちらです。
デザインしたアプリケーションは開発環境の中で[デバッグ]−[実行]でコンパイルして実行テストすることもできます。
(2)ビルドの設定とビルドの実行