QEMUブリッジネットワーク接続環境(Ubuntu 17.04 Live編)

Ubuntu 17.04におけるQEMU環境でのネットワーク接続タイプには大きく分けて次の3種類あります。
・ユーザーモード(userモード) ※ゲスト側IPアドレスは10.0.2.x
・TAPモード
・Bridgeモード

QEMU仮想マシンをホスト側の物理ネットワークと同じネットワークアドレス体系にするネットワーク接続をここでは「QEMUブリッジ接続」と呼ぶことにします。
このQEMUブリッジ接続はBridgeモードとTAPモードの両方で実現できます。
ここではUbuntu 17.04 LiveのQEMU環境でQEMU仮想マシンをホスト(Ubuntu 17.04 Live実機)側の物理ネットワークと同じネットワークアドレス体系にするTAPモードでの「QEMUブリッジ接続」手順を紹介します。
尚、ここで紹介する手順はUbuntu 17.04系全般(Ubuntu MATE 17.04等)やUbuntu 17.10系全般でもそのまま使用できます。


1.マシン環境


2.ホストOS側でのQEMU導入

以下のコマンドでQEMUをインストールします。
sudo apt-get install -y qemu bridge-utils


3.ホストOS側でのQEMUブリッジ接続環境準備