NetBSD/i386 KDE 2.1環境

2001年2月にKDE 2.1がリリースされましたがNetBSD 1.5.1対応のバイナリパッケージが「The NetBSD Packages Collection: x11/kde2」というftpサイトに公開されています。
ここではNetBSD/i386 1.5.1でのKDE 2.1環境について簡単に紹介します。


(1)KDE 2.1のインストール

NetBSD 1.5.1用バイナリパッケージを集めたCD-ROMなどを入手できない場合には「The NetBSD Packages Collection: x11/kde2」というftpサイトから以下のファイルをダウンロードします。
インストールの順序も下記のリストの順序に従ってpkg_addを実施すればパッケージの依存関係に問題が無いことを確認しながらKDE 2.1をインストールすることができます。


(2)KDEの起動

インストールしたばかりのKDEをとりあえず起動するにはtwmを終了させてstartkdeで起動します。




もしtwmを終了させずにstartkdeを実行するとウィンドウマネジャはtwmがそのまま使用されます。
そのためタイトルバーの外観やウィンドウの操作がtwmベースとなってしまいます。


(3)KDEのデスクトップ

KDEを起動するとその外見だけからOSの種別を判別するのは難しいですがOSを意識せずにどのOSでもKDEのアプリが同じように操作できるというのはやはり便利です。




実寸画像はこちらです(サイズ:1024x768)。


(4)Konqueror



(5)KDEの操作


(6)KOffice



(7)Qt Designer

Qt2付属のQt Designerはこんな感じです。


(8)KDE上での非KDEアプリの実行例