2006年11月にSabayon Linux 3.2が正式リリースされました。
※Sabayon LinuxはGentoo Linuxをベースにしたディストリビューションです。
Sabayon Linux 3.2のLive DVDを使用すればそのデスクトップ上でXgl(またはAIGLX)とBeryl(ウィンドウマネジャ)の動作を簡単に確認することができます。
BerylはCompizウィンドウマネジャをベースにしたウィンドウマネジャです。
今回使用したPCのハードウェア構成は以下の通りです。
・CPU:Pentium D 940(3.2GHz版)
・メモリ:3GB
・VGAカード:nVIDIA GeForce 7600 GT(VRAM 256MB)
ここではSabayon Linux 3.2 LiveDVDから直接起動したデスクトップでXgl/AIGLXとBerylを試行する方法を紹介します。
※Sabayon Linux 3.2 LiveDVDはインストールディスクも兼ねているDVDです。
まず、XglとBerylの利用手順を紹介します。
root 18869 18853 0 09:17 ? 00:00:00 /bin/sh /usr/bin/beryl-wrapper default root 18909 18869 1 09:17 ? 00:00:12 beryl-xgl --xgl-rendering --replaceプロセスID(番号)からも分かるように「beryl-xgl --xgl-rendering...」(Berylウィンドウマネジャ)は「beryl-wrapper」から自動起動されています。
root 18672 18656 0 14:08 ? 00:00:00 /bin/sh /usr/bin/beryl-wrapper default root 18697 18672 0 14:08 ? 00:00:02 beryl --strict-binding --indirect-rendering --replace --skip-gl-yieldプロセスID(番号)からも分かるように「beryl --strict-binding --indirect...」(Berylウィンドウマネジャ)は「beryl-wrapper」から自動起動されています。