1999年11月に出荷された日本語版Red Hat Linux 6.1(カーネル:2.2.12)を導入してみました。
ここではRed Hat Linux 6.1の環境をちょっぴり紹介します。
(1)GUIベースのインストーラ
Red Hat Linux 6.1(日本語版)のインストーラはGUIベースのものになりました。
実際の画面はもっときれいなのですが、キャプチャ環境の都合でスクロールバーや背景色の色合いなどが実物と違っています。
(2)ブート時のデバイス自動検出機能
Red Hat Linux 6.1において「ブート時のデバイス自動検出機能」が新たにサポートされました。
本機能はブート時にデバイスの構成が変わったかどうかを自動チェックし、変わった場合には新しい構成に設定変更(デバイス定義の追加・更新・削除)するかどうかを利用者に問い合わせる機能です。
実際のデバイスの構成が変わったことを検出すると「ハードウェア検出ユティリティ」の画面が現れてデバイス定義を更新するかどうかを指定することができます。
(3)Enlightenment用Aqua
Enlightenment DR16(Development Release16)版のAquaテーマファイルをここからダウンロードしてRed Hat Linux 6.1上で使ってみました。
Red Hat Linux 6.1のEnlightenmentのバージョンは0.15.5-42版なのでまずはEnlightenment DR 0.16.3へのアップグレードを行いました(これに先立ってimlibやfnlibのバージョンアップも必要です)。
(4)KDE版のkAquaテーマ
KDE版のAquaテーマ(kAqua)ファイルはここにあります。
kAquaはウィンドウ操作時の効果音が愉快です。
(5)Netscape 6 Preview Release 1(N6PR1)
Linux版のN6PR1は英語バージョンですがページ内の日本語表示はOKです。
尚、Linuxのデスクトップ環境をGNOME対応のAqua風にしているためタイトルバーの左右のボタンはAqua風の丸いボタンになっています。