PC-UNIX on MacOS
MacOSのファイルシステムの中に直接インストールしてMacOSの一つのアプリとして動作可能なPC-UNIXとしてMachTenというものがあります。
今回はそのMachTenの機能限定版であるCodeBuilder(Ver1.1)をMacOS 8.5環境で試行してみましたのでちょっと紹介します。
(1)CodeBuilderの特徴
- PC-UNIX専用のパーティションは不要でありMacOSのファイルシステムの中に直接インストールできます
(これはCodeBuilderのフォルダです)
- MacOSの一つのアプリケーションとして動作します(他のアプリと切り替えて使用可)
- LinuxPPCを利用できない機種でもインストールして使えます
- Xウィンドウも使用できます(軽快に動作します)
- 標準のウィンドウマネジャはAfterStepです
(2)コンソール画面とXの起動
CodeBuilderを起動するとまずコンソール画面が出てきます。
このコンソール画面からログインします。
ログインが成功すると「Terminal 1」ウィンドウが出てきます。
この画面から「xtmenu -s」コマンドでXを起動します。
(3)xterm
Xアプリの代表格であるxtermです。
(4)デスクトップ画面
AfterStepのデスクトップ画面はこちらです。
xsnowを実行してデスクトップに雪を降らせています。
(5)その他
xearthも実行できます。
デスクトップメニューはこちらです。