プログラミング環境が強化されたというBeOS R4.5.2Jに触れてみました。
パッケージはRELEASE 4.5となっていますがCD-ROMにはRELEASE 4.5.2と書かれています。
触った感じではR4.0J版との違いはほとんど無いように思われます。
それでも見た目の違いだけでもここでちょっと紹介してみます。
尚、BeOS R4.5(英語版)のデモ用CD-ROMも無償で出回っているようなのでインストールなしでBeOSをお試しできます。
(1)まずはブート画面から。
システム起動処理の進捗に合わせてアイコン状態が変わるところなんかはMacOSにかなり近い感じです。
(2)最初に出るのがリードミーファイル
(3)そしてこれが新しいロゴとデスクトップです
(4)Webブラウザ(NetPositive:略してNet+とも表現します)
全然進歩してない感じですが、このサイトを検索してみました。
(5)ftpサーバ/telnetサーバ/Webサーバ
R4.0Jとの機能差は無い感じですがとりあえずWebサーバ(Poorman)を起動してWindowsからBeOSをアクセスしてみました。
LinuxからBeOSにtelnetで入ってみました。
(6)Linux Oracleアクセス
Linuxにtelnetで入ってSQL*PlusでLinux Oracleをアクセスしてみました。
(7)おまけのドミノ
(8)BeZilla(Mozilla for BeOS)
以下のサイトからBeZilla(Ver M8)をダウンロードしてBeOS R4.5.2J上で味見してみました。
http://www.mozilla.org/ports/beos/
ここではMacOSのWebサーバ(MacOS8.5付属のWeb共有サービス)をアクセスしたときのスクリーンショットを紹介します。
スタイルシートやダイナミックHTMLにも対応しているようですが日本語表示はまだ完全ではないようです。
ちなみに本BeZillaはBeOS R4.5以上で動作します(BeOS R4.0で動かそうとしても実行可能ファイルとしては認識されないようです)。
(9)いつでもどこでもBeマーク
(10)その他
R4.5.2J付属のユーザーズガイドの中身はR4.0Jの内容と全く同じなんですね。
R4.5.2Jがプログラマ以外の人にとってあまり話題にならないのもこれで納得です...。