マルチブート(Windows,NetBSD,Linux編)


OSの多様化やHDD容量の増大に伴い、複数OSを一のHDDにインストールしてマルチブートするケースが増える思います。
そこでここではWindows,NetBSD,Linuxのマルチブート環境構築例を紹介します。
今回使用した各OSのバージョンは次の通りです。
・Windows:Windows XP Professional
・NetBSD:NetBSD/i386 3.1
・Linux:Fedora Core 5


1.HDD構成

ここで紹介するHDDの構成は以下を前提にしています。
パーティションはすべてプライマリパーティションです。
(1)P1(1番目のパーティション):Windows用パーティション(約20GB)
(2)P2(2番目のパーティション):NetBSDまたはLinux用パーティション(約19GB)
(3)P3(3番目のパーティション):予備用パーティション(約1GB)
(4)P4(4番目のパーティション):LinuxまたはNetBSD用パーティション(約20GB)

尚、これらのパーティションは予めOSインストール前に作成しておくものとします。
更に、Windowsは常にP1パーティションに最初にインストールするものとします。



2.OSのインストール順序

(1)ケース1:Windows→NetBSD→Linuxの順でのインストール
(2)ケース2:Windows→Linux→NetBSDの順でのインストール

ケース1の場合は更に次のように場合分けされます。
(1-1)NetBSDインストール時に自動で組み込まれたブートマネジャのままでLinuxをインストールする場合
(1-2)NetBSDのブートマネジャをGRUBに変更してからLinuxをインストールする場合



3.Windows→NetBSD→Linuxの順でのインストール




4.Windows→Linux→NetBSDの順でのインストール