LG3D(Vine Linux 4.0編)


2006年11月22日にVine Linux 4.0がリリースされました。
また2006年12月19日にLooking Glass(正式名はProject Looking Glass)の1.0がリリースされました。

ここではVine Linux 4.0でProject Looking Glass(LG3D)を体験する手順とLG3D付属デモソフトを中心に紹介します。

尚、今回使用したPCの構成は以下の通りです。
・CPU:Pentium D 940(3.2GHzのデュアルコアでEM64T/VT対応)
・チップセット:Intel 945P
・メモリ:3GB
・VGAカード:nVIDIA GeForce 7600GT (VRAM 256MB)
・モニター:20インチ液晶ディスプレイ
・Vine Linux 4.0のインストール状態:フルインストール


1.NVIDIAカーネルドライバの組み込み

NVIDIAカーネルドライバはNVIDIAのサイトからNVIDIA-Linux-x86-1.0-9631-pkg1.runをダウンロードして組み込みました。
コンソールで以下のコマンドを実行してインストールを行います(カーネルモジュールとしてコンパイルしてnvidia.koを作成)。

# sh NVIDIA-Linux-x86-1.0-9631-pkg1.run



インストールの最後の部分で「nvidia-xconfig」ユーティリティの実行を尋ねられますので<Yes>を応答します。
これによって/etc/X11/xorg.confのDeviceセクションの「Driver "nv"」が「Driver "nvidia"」に自動変更されます。

インストール後にXを起動するとnVIDIAに立体ロゴが表示されるようになります。


2.LG3Dの導入

LG3Dの導入手順は次の通りです(Fedora Core 6へのLG3Dの導入とほぼ同じです)。




3.LG3Dセッションの利用

LG3Dセッションはコンソールからlg3d-sessionコマンドを実行して起動します。

ここではLG3Dのメニュー体系と付属デモソフトを中心に紹介します。